Netflixは、「美女と野獣」「アラジン」「塔の上のラプンツェル」などを手がけた“伝説のアニメーター”グレン・キーン長編初監督作品「フェイフェイと月の冒険」を、今秋、独占配信する。その予告編が、このたび解禁となった。
今回解禁された予告編では、メインテーマでもある「ロケット・トゥ・ザ・ムーン(原題)」の美しい歌声が響き渡る中、フェイフェイが月への情熱を胸に様々な困難に立ち向かう様子が幻想的に描かれている。
幼い頃から、今は亡き母が語る“月の女神の伝説”を聞いて育ったフェイフェイ。それは「月には昔、美しい女神が愛する男性と共に暮らしていたが、ある出来事をきっかけに離れ離れになってしまい、女神は今でも<真実の愛の>彼を待ちながら、月で孤独に暮らしている…」というお話だ。
成長しても伝説を信じるフェイフェイは研究を重ね、ついに宇宙船を完成させて念願の月へと出発するも、不具合により急降下。不思議な光によって助けられた彼女の行く先にどんな冒険が待っているのか。月の世界を巡る旅の中で自分の進むべき道を切り拓いていくフェイフェイ。果たして“伝説の女神”を見つけ出すことはできるのだろうか――。
監督・スタッフ
今回、監督を務めるのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで40年近く、第一線で活躍し続けてきたアニメーション界の巨匠グレン・キーン。「リトル・マーメイド」では主人公アリエルのキャラクターデザイナー、「美女と野獣」「アラジン」「ターザン」などではスーパーバイジング・アニメーター、そして「塔の上のラプンツェル」では製作総指揮も務めるなど、世界中で愛され続けている数多くのディズニー・キャラクターを生み出してきた“伝説のアニメーター”だ。
共同監督を務めるのは、初監督作となった「紙ひこうき」で第85回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したジョン・カース。そしてフェイフェイの声を務めるのはキャシー・アン。元々は仮歌のレコーディングメンバーとして参加する予定だった彼女は、そこで見せたパフォーマンスの素晴らしさにより、見事主役に大抜擢されたという確かな実力を誇るシンデレラガールだ。
さらに、ミュージカル「ハミルトン」で2016年のトニー賞ミュージカル主演女優賞へのノミネート歴を誇るフィリッパ・スーら実力派も参加した。
Netflix 映画「フェイフェイと月の冒険」は今秋独占配信開始。