“宇多田ヒカル×庵野秀明”MVが12時間で100万再生

3月9日午前0時に公開された、宇多田ヒカルの新曲「One Last Kiss」のミュージックビデオが、12時間で100万再生を突破した。


同曲は映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のテーマソングで、ミュージックビデオは庵野秀明氏が監督を務めた。「新劇場版」シリーズ完結編にしてついに実現したコラボに、宇多田、「エヴァンゲリオン」双方のファンから絶賛の声が寄せられ、プレミア公開で同時視聴が69,000人、公開から12時間で100万再生を超えた。

また、9日より各配信サイトでのダウンロード、ストリーミングが始まり、早くもiTunes、LINE MUSIC、MORAなどのリアルタイムランキングで1位を獲得。10日にはCDが発売となるが、9日時点でAmazonや楽天などのECサイトで1位に再浮上している。

宇多田サイドからのミュージックビデオ製作オファーを快諾した庵野氏は、「現状可能なMVの作り方として現場ディレクション無しで本人の自撮り等による撮影素材を送ってもらって、それを切り取り繋げて作品に仕上げる」という方法を提案。庵野氏からカメラ目線やリップシンク等メールによる最小限の注文を受け、宇多田は細心のコロナ感染対策を取りながら、数名のスタッフとともにロンドン郊外で撮影を敢行した。

そして、スマートフォンも含む様々な機材で撮られた映像素材を受け取った庵野氏らが日本で編集を実施。まるでプライベートな過去の大切な記憶を辿るような、切ない感情が湧き上がる作品が完成した。