9月11日より公開される映画「妖怪人間ベラ」(配給:DLE)の“全員病んで、全員狂っていく”劇場予告編が完成した。
現代が抱える生々しくもどこかファッショナブルな狂気を描く英勉監督(「貞子3D」シリーズ、「賭ケグルイ」など)により、出演者全員常軌を逸していく、まさに“全員病んで、全員狂っていく”様が描かれているこの予告編。
主人公・新田康介を森崎ウィン、物語のキーとなるベラを人気モデルのemmaが演じ、さらに名バイプレイヤーの六角精児、モデルでタレントの堀田茜、若手有望株の清水尋也、吉田凜音、桜田ひより、小野寺晃良らが出演する。
また、主題歌はBREAKERZが担当した。
キャスト陣&監督&BREAKERZ コメント
【森崎ウィン コメント】
長い間多くの方に愛された原作を、少し違う目線で覗いてる今作。歴史ある作品だからこそのプレッシャーはありました。人間の本性と向き合い、心の中に潜む妖怪を存分に出し切ったつもりです。是非、劇場で、少しクスッとしながら覗いて頂ければと思います。
【emma コメント】
<妖怪人間>という長い歴史ある作品の中で、今回この作品に自分がベラとして関われたことを大変嬉しく思っています。
ホラーという怖さの中で、その枠に捉われず、人間模様や葛藤、闇が描かれており、時折少し笑える部分もあったり・・・。
ジェットコースターのような急展開に、鑑賞後はきっと今までみなさまが想像していた妖怪人間を良い意味で裏切る形になるかと思います。そして、最後には<妖怪とは何か、人間とは何か>の答えが見つけられるのではないかと思います。
この作品をみなさまに観てもらえる日をとても楽しみにしています。
【英勉監督 コメント】
『人間になんてなりたくない』というコンセプトで作って見たら、ぐるぐるで、目がバチバチして、グワーってくる体感チックな映画になりました。キモ楽しいです。笑うところも。
【BREAKERZ コメント】
妖怪人間ベラの映画を観て、この映画に合うイメージでBREAKERZとして作らせて頂き、妖怪人間が抱える苦悩、葛藤、怒り、刹那、そして運命を表現しました。凄まじい程の狂気を感じて欲しい。(DAIGO)
妖怪人間が受け継いできた絶対的テーマが今作で新たに生まれ変わるということで、当時のアニメのテーマ曲をモチーフにしつつ、現代のソリッドでヘヴィなサウンドを配合して制作しました。(AKIHIDE)
人間や社会が持っている闇の部分にスポットをあてた映画のスリリングな部分をBREAKERZ流のロックサウンドで表現しました。是非聴いてください。(SHINPEI)
ストーリー
広告代理店に勤める新田康介(森崎ウィン)は今や忘れ去られたコンテンツである「妖怪人間ベム」の特集のため、後輩の篠原弘樹(清水尋也)と渋々訪れた廃墟で偶然にも幻の最終回を目にしてしまう。その予想もしなかった衝撃の結末に狂いそうになる新田!彼女が街に現れたのはちょうどその時だった———。
転校先の学校でも周りとは明らかに違う雰囲気を持ちながら物静かなベラ(emma)はいつも一人ぼっち。でも独特な美貌の持ち主である彼女に興味を抱いた同級生の牧野沙織(桜田ひより)はすぐに仲良くなろうと近づく。しかし同じ学校の人気者・綾瀬莉子(吉田凜音)のファンでもある彼女の精神は得体のしれない狂気にむしばまれながら病んでいく。
一方執拗にベラを追う新田も徐々に狂気的な行動が目立つようになり、次第に家族の鮎美(堀田茜)や陽太(吉田奏佑)との間にも不穏な空気が流れるようになっていく。そんな夫を不安に思った鮎美は探偵の霧島(六角精児)に調査を依頼するも、常に異常なまでに冷静沈着でいる霧島。そしてやがて訪れるベラとの出会い。霧島の真の目的。ベムとベロの行方。果たして幻の最終回が意味するものとは———
9月11日(金)池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマほか全国順次ロードショー