俳優・歌手の福山雅治と、俳優・神木隆之介のスペシャルコラボ動画が公開されている。
これは福山雅治デビュー30周年、神木隆之介デビュー25周年を記念して行われた対談動画。前編は福山のYouTube公式チャンネルに、後編は神木隆之介のYouTube公式チャンネルにて公開されている。
コラボ動画前編は、福山のデビュー30周年記念アルバム「AKIRA」のリリースを記念して、これまで福山が明かしてこなかった、知られざる“サウンドレコーディングへのこだわり”を徹底解剖。
「AKIRA」の制作現場にもなった、福山のプライベートスタジオに招かれた神木。お互い2020年にアニバーサリーイヤーを迎え、1月に公開された岩井俊二監督作品「ラストレター」での、二人一役の共演が記憶に新しい二人だが、もうひとつの共通点、それは「音へのこだわり」だ。
福山は「AKIRA」のレコーディングの際、コロナ禍での楽曲制作環境を整えるために、自身のプライベートスタジオを造り、以前から所持していた1970年代のヴィンテージマイクプリアンプ「OLD NEVE1073」(オールドニーヴ)に加え、最新のマイクプリアンプ「PUEBLO AUDIO」(プエブロオーディオ)やヴィンテージコンプレッサー「Urei1176」(ウーレイ)などのレコーディング機材を導入し、創作活動に没頭。
神木もまた、自身のYouTubeチャンネルで“音フェチ”企画を開催するほか、音楽を楽しむ際には、数年前に福山からプレゼントされた、耳型にフィットするように作られた「イヤーモニター」を愛用しているという。
そんな二人が今回挑戦するのは、神木のフェイバリット福山ソングである「今夜、君を抱いて」(2009年発表のアルバム「残響」収録)を、福山がその場でギター・ボーカルをレコーディングしていくという試み。楽器や機材、Punch In / Punch Out(パンチイン/パンチアウト)など、レコーディング手法の解説を交えながら、世界でただ一つだけの神木隆之介バージョンのサウンドを作り上げていく。
「アコースティックギターと、クラシックギターの音の違い」など初心者でもわかりやすいものから、2機のマイクプリアンプ「OLD NEVE1073」(オールドニーヴ)と「PUEBLO AUDIO」(プエブロオーディオ)のレコーディングサウンドの比較など、イヤフォンでの視聴が必須な音の細部まで、これまで明かされてこなかった、“シンガー・ソングライター福山雅治”のレコーディングへのこだわりにたっぷり触れることができる30分だ。