脚本家・小説家の内館牧子が「源氏物語」を題材に、奔放で強い女性によって成長していく青年の姿を描いた長編小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」。その実査映画化作品となる「十二単衣を着た悪魔」（監督：黒木瞳）の予告編が公開されている。
本作の主演は、主演作「今日から俺は!!劇場版」が大ヒット中の俳優・伊藤健太郎。就職試験59連敗中の実家暮らしのフリーター・伊藤雷を演じる。そして、自身の美しさと比類なき意思の強さでまるで“悪魔”と例えられることもある弘徽殿女御には、主演作が続く三吉彩花。
そのほか伊藤沙莉、戸田菜穂、伊勢谷友介、山村紅葉、笹野高史、兼近大樹（EXIT）ら個性豊かな豪華キャストが集結し、現実と源氏物語の世界を華やかに彩っていく。
予告編では、就職活動もうまくいかない、彼女にもフラれ、家にも居場所がない、落ちこぼれの伊藤雷が、バイト先でもらった「源氏物語」のパンフレットを手に雷（カミナリ）に打たれ、目が覚めると「源氏物語」の世界へタイムスリップ。ひょんなことから“悪魔”と呼び声高い弘徽殿女御付きの陰陽師として新たに人生を歩み始める。
ヘタレニート街道まっしぐらだった雷が、「源氏物語」という時空を超えた世界で出会った弘徽殿女御、恋に落ちる倫子（伊藤沙莉）ら様々な人々と関わることで、自分の進むべき未来を見つけようともがいていく。
また、三吉彩花演じる弘徽殿女御役の「可愛い女にはバカでもなれる」「言いたい事を言って何が悪い」など、悪魔か鬼かといえるエッジの効いた言葉を言い放つシーンも見ごたえ十分。OKAMOTO’S が歌う主題歌「History」にのせた、異世界トリップエンターテインメントの予告編が完成した。
