作家・林真理子氏が、YouTube公式チャンネル「マリコ書房」を開設した。
いまだに原稿用紙に手書きで執筆をする自他共に認めるアナログ作家のため、パソコンやスマホ、タブレットなどのIT機器が苦手なことで業界でも有名な林氏。2016年9月末にブログをやめてから現在まで、SNSの類ではまったく発信をしていないが、もっと多くの人に本を読んで欲しいとの想いから、動画メディアでの発信を決意。本屋の娘として本を紹介する動画チャンネル「マリコ書房」を立ち上げた。
「マリコ書房」では、毎回林氏自身の著作から一冊、自著以外でおすすめの本を一冊紹介しながら、本にまつわるよもやま話を繰り広げる予定だ。
聞き手は、元民放アナウンサーで著者動画インタビューサイト「本TUBE」インタビュアーの中村優子が務める。
第1回目の投稿内容は、自著が「美女ステイホーム」(マガジンハウス)。マガジンハウスの雑誌「an・an」を“後ろから開かせる女”との異名を取る林氏が30年以上連載している看板エッセイ「美女入門」の18冊目となる単行本だ。コロナ前の冬のパリ、即位の礼、煌めくブルガリナイトと収録された華やかな出来事にまつわるエピソードを披露する。
もう一冊は伊吹有喜著「雲を紡ぐ」(文藝春秋)。林氏が選考委員をつとめる直木賞候補になった作品で、惜しくも受賞は逃したものの、本作の魅力について林氏が熱く語る。
ネットの反応
「マリコ書房」素敵なチャンネル名ですね!
自著と自著以外、両方紹介していただけるの嬉しいです。更新楽しみ
林真理子先生がYouTube…すごい時代が来てるな…