「ザ・バットマン」の映像初解禁

クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト」トリロジー以来となる、バットマン単独映画「ザ・バットマン」の劇場公開が2021年に決定、その映像が初解禁となった。


8月23日に開催された、全世界のアメコミファンの祭典となるDC史上最大オンラインイベント第1弾「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」。「ワンダーウーマン 1984」や「ザ・スーサイド・スクワッド」などの新作映画の新情報も解禁される中、「ザ・バットマン」の初となる映像も解禁となった。

解禁された映像は、クリストファー・ノーラン監督作「ダークナイト」シリーズや、昨年の「ジョーカー」を彷彿させるような不穏で不気味な音楽に包まれている。

謎めいたセリフが多く、物語の全容はまだ明らかにされていないが、バットマンの象徴であるバットスーツや様々な機能が搭載されバットマンが愛用する特殊車両・バットモービルなど、ファンを熱くさせるお馴染みのガジェットは本作でも健在。

またバットマンへの挑戦状には、“君とボクで謎解きをしよう”“正義を気取るなら―ウソはなし―見て見ぬフリをした代償は?”とあり、未知なるヴィランがバットマンを阻む敵として登場するようだ。誰もが憧れる王道のヒーローだけでなく、ジョーカーのような“悪”のカリスマ性を持った魅力的なヴィランが登場することもDCの魅力のひとつ。敵対するヴィランにも注目が集まる。

監督・脚本を務めるのは、新「猿の惑星」シリーズで注目を集めたマット・リーブス。新バットマン/ブルース・ウェインには、「ハリーポッター」シリーズ、「トワイライト」シリーズ主演、9月18日(金)公開の「TENET テネット」にも出演するロバート・パティンソンが大抜擢されている。

そのほか多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役にコリン・ファレル、リドラー役にポール・ダノ、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役にジョン・タトゥーロ、そしてお馴染みのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役には、アンディ・サーキスとジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。

トークセッションに登場したマット・リーブス監督によれば、ミステリーの要素が色濃く、バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンの物語。人気ヴィランたちもまた、ヴィランとして完全になる前の姿を描くという。