ラーメンズの片桐仁が会社員を演じた、“テレワークあるある”が公開されている。
これは、森永乳業が公開したWeb動画「マウントレーニア 10000日ムービー~テレワーク探検隊~」。生活様式や働き方が変化している中、不慣れなテレワークに勤しむ一人の会社員を片桐が演じる。
「上にシャツを着て下はパジャマ」「ネット環境が悪く半目で画面がフリーズ」「会議中に子供や犬が乱入してきて邪魔される」といった、多くのビジネスパーソンが共感する“テレワークあるある”が詰まった内容で、演出は「テレワークの名脇役『幻の山』の正体を探る」という、アドベンチャー感あふれる仕上がりとなっている。
片桐仁 インタビュー
質問:テレワークに奮闘する会社員を演じられましたが、演じるうえで心掛けたことは?
片桐:生々しいリアクションでやろうと思いました。(実際にも、テレワークは大抵)皆初めてで、段々慣れていくけれど、最初は不便だなとか環境整えるのが面倒臭いなとか。特にデジタルやパソコンが得意じゃない人は苦戦して、それでも段々慣れてきて、っていう状況でしたよね。
私もZoom会議やデザインの仕事を(テレワークで)やりましたが、難しかったです。(画面に)画像出さない人とか一言もしゃべらない人とか…。あと家のWi-Fiが弱い人とか…、まあうちなんですけど。「うちは他より(Wi-Fiが)弱いんだ」と実感する、この二か月でした。
質問:印象に残っているシーンは?
片桐:うちの愛犬が登場するんですけれど、うちの愛犬は奥ゆかしいと言いますか、まだ三歳とは思えないような落ち着きがあって臆病なワンちゃんなので…。(最初は)大丈夫かなと思ったんですけど、親バカながら“いい役者”だなと思いました。
質問:動画内ではマウントレーニアを飲んでリフレッシュしますが、片桐さんのテレワーク中のリフレッシュ方法は?
片桐:お茶を飲みながらとか、なるべく集中しすぎないようにしていました。飲み物は(リフレッシュにおいて)大切ですね。Zoom飲み会もやりましたね。
質問:6月28日はマウントレーニア誕生10000日記念ですが、“10000日”と聞いた印象は?
片桐:最初はピンときませんでした。1年365日、10年で3650日だから、10000日は30年弱ですよね?そう考えると、10000日ってすごいなと思いましたね。
質問:片桐さんの10000日後(およそ27年4.5ヶ月後)は?
片桐:74歳か…。以前、とある演出家に「70歳まで現役だったらすごく売れるよ、ライバルが死んでいくから」と言われたのをすごく覚えていて。今と同じパフォーマンスはできないにしても、現役でいたいなと思います。
舞台は(10000日後も)やっていたいですけど、しんどいだろうなぁ、(今も)セリフがどんどん覚えられなくなっているので…。でも、自分なりに演じられていたらいいなあと思います。
質問:片桐さんご自身が生まれてから10000日後(2001年4月14日付近)は、俳優業や個展などに力を入れ始めたころだと思いますが、そのころの心境やマウントレーニアの思い出は?
片桐:すごく覚えてます。ギャラリーで初めて一週間くらい個展をやったんですよね。結構(会場が)広くて作品数が足りなかったので、当時住んでいた四畳半風呂なしの部屋を会場で再現して、会期中にそこで作品を作るということをやりました。
ラーメンズが世間から注目されてきて、とにかく自分を売りたい欲があって、不安と期待が入り混じった楽しい年でした。マウントレーニアは、20代のころはほぼ毎日飲んでました。警備員のバイトをしていたので、夜ご飯と夜食を買って、その時にマウントレーニアも買ってました。あの頃があったから今があったと思いますね。今年コロナで中止になってしまった個展も、何とかやりたいなと思います。
質問:最後に動画を観る皆さんへメッセージをお願いします。
片桐:リアルなこの二、三か月での家庭での過ごし方や会社との関わりみたいなものが、皆様それぞれあったと思うのですが、クスッと笑ってもらえたら幸いでございます!
片桐仁 プロフィール
氏名:片桐仁(かたぎりじん)
1973年11月27日生まれ、埼玉県出身。多摩美術大学在学中に小林賢太郎とコントグループ「ラーメンズ」を結成。
現在はテレビ・舞台を中心に、ドラマ、ラジオ、雑誌等で活躍中。
俳優業の傍ら、粘土創作活動も行っており、2019年6月には台湾でも個展を開催した。
ネットの反応
探検隊調いいですね(笑)
ほんとにテレワークこんな感じだったなぁ…
結構面白かったw