タスマニアタイガーの貴重映像が話題

オーストラリアの国立映像・音声アーカイブが、絶滅したタスマニアタイガー(フクロオオカミ)の貴重な映像を公開し、話題を呼んでいる。

この動画は、1935年に撮影されたもの。最後の1匹と言われている個体「ベンジャミン」の様子が映っている。ベンジャミンは1936年9月に死んだという。

今回、公開するにあたり、国立映像・音声アーカイブは4Kデジタル処理を施して公開した。

Twitterでも告知

過去のタスマニアタイガー動画

タスマニアタイガーとは…(Wikipediaより)

フクロオオカミ(袋狼、Thylacinus cynocephalus)は、オーストラリアのタスマニア島に生息していた、哺乳類・フクロネコ目の大型肉食獣。1936年に絶滅。英語では一般的にサイラシンと呼ばれる。

タスマニアオオカミの別名があるほか、背中にトラを思わせる縞模様があることから、タスマニアタイガーとも呼ばれる。

有袋類ではありながらオオカミにあたるニッチを占めている、いわば「袋を持つオオカミ」であり、収斂進化の代表例としてしばしば取り上げられる。