松岡茉優、映画「劇場」を語る

女優の松岡茉優(25歳)が、映画「劇場」で見せた衣装について、歌手・椎名林檎の影響を受けたと語った。

映画「劇場」でヒロイン・沙希を務めた松岡は、注目の一つとして、ある場面の衣装が「ミュージックステーションさんに、椎名林檎さんが『ありきたりな女』という歌唱のパフォーマンスをされていたんですけれど、その時の衣装を私から提案したんです」と語る。

そして松岡は「あそこはもう、“沙希の舞い”です。さあ、ご覧あれ、みたいな」とアピールした。

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又吉直樹原作「劇場」ストーリー(新潮社より)

高校卒業後、大阪から上京し劇団を旗揚げした永田と、大学生の沙希。それぞれ夢を抱いてやってきた東京で出会った。公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、ままならない日々を送る永田にとって、自分の才能を一心に信じてくれる、沙希の笑顔だけが救いだった――。理想と現実の狭間でもがきながら、かけがえのない誰かを思う、不器用な恋の物語。芥川賞『火花』より先に着手した著者の小説的原点。